不倫問題は弁護士に相談するべき!メリットや意識すべきポイントを徹底解説

「不倫されたけど、弁護士に相談するべき?」「慰謝料を請求したいけど、どう進めればいいの?」
不倫問題に直面したとき、誰にどう相談すればいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

不倫に関するトラブルは感情的になりやすく、対応を間違えると大きな損失につながる可能性があります。

適切な対処を行うためにも、法律の専門家である弁護士に相談することが、問題解決の第一歩になります。

本記事では、不倫問題を弁護士に相談すべきタイミングや相談内容などを詳しく解説します。

藤垣法律事務所では、離婚・男女問題に精通した弁護士が在籍しており、迅速対応により最適な解決方法をご提案いたします。下記からぜひご相談ください。

目次

不倫されたら弁護士に相談すべき

不倫問題に直面したとき、多くの方は「誰に相談すればいいのか」と悩むものです。感情が高ぶる中で冷静な判断を下すのは難しく、誤った対応が状況を悪化させることもあります。

こうした中で、法的な視点から適切なアドバイスを受けられる弁護士の存在は重要です。

弁護士に相談することで、慰謝料の請求、離婚や親権などの手続きにおいて不利にならないよう備えられます。

特に不倫問題では、証拠の取り扱いや交渉の進め方に法的な知識が必要です。

個人の感情だけで動くと、望んでいた結果から遠ざかってしまう恐れもあるため、早期に弁護士へ相談することが得策といえるでしょう。

不倫相談で具体的に何を相談すればいい?

不倫に関する弁護士相談では、単に「不倫された」という事実だけではなく、法的にどのような対応が可能かを判断するための詳細な情報が必要になります。

以下では、実際に相談すべき主な内容を3つに分けて解説します。

不倫に対する慰謝料請求

配偶者が不倫をした場合、法律上は不貞行為として慰謝料を請求できる可能性が高いです。

ただし、すべてのケースで認められるわけではなく、婚姻関係が破綻していた場合や相手が既婚であることを知らなかった場合などは、慰謝料が認められにくくなります。

弁護士に相談すれば、自身の状況が慰謝料請求の対象となるのか、また請求額の相場がどの程度かといった判断を法的根拠に基づいて受けられます。

これにより、感情論ではなく現実的な対応が可能です。

不倫の証拠に関する内容

慰謝料請求や離婚を有利に進めるためには、不貞行為があったことを示す明確な証拠が必要です。

たとえば、メールやLINEのやりとり、ラブホテルの領収書、写真や動画などが該当します。

しかし、どのような証拠が法的に有効なのかは素人では判断しにくいため、弁護士に相談することで必要な証拠の種類や収集方法、今ある証拠の有効性を確認できます。

不正な手段で証拠を得ると逆に不利になる可能性もあるため、慎重な判断が求められるでしょう。

夫婦関係に関する内容

不倫によって夫婦関係がどのように変化したかも重要な要素です。

たとえば、別居に至ったのか、関係修復を目指しているのか、子どもがいるかどうかなどによって、今後の対応方針が変わってきます。

弁護士はこうした背景を踏まえたうえで、慰謝料請求だけでなく、離婚や親権、養育費といった将来設計についても相談に乗ってくれます。

自分がどのような形で問題を解決したいのか、明確でなくてもまずは状況を共有することが大切です。

不倫問題を弁護士に相談するメリット

弁護士に相談することで得られる具体的なメリットは数多くあります。

法的リスクの回避や精神的負担の軽減だけでなく、交渉や手続きのプロとして、解決までの道筋を明確にしてくれる存在です。

慰謝料請求の可否や相場を法的根拠に基づいて判断してもらえる​​

不倫問題で最も関心が高いのが「慰謝料が請求できるか」「いくら請求できるか」といった点です。

法律的には、配偶者が不貞行為を行った場合、第三者に対して損害賠償を請求できます。

しかし実際には、過去の判例や状況の詳細によって金額や可否が異なるため、ネットの情報だけでは正確な判断ができません。

弁護士に相談することで、個別の事情に即した慰謝料請求が可能かどうか、そしてその適正な金額を知れるでしょう。

有利に離婚・親権・財産分与を進めるための戦略が立てられる

不倫によって離婚を考えている場合、離婚の成立だけでなく、親権の取得、養育費、財産分与といった重要な問題が発生します。

これらを感情的に処理してしまうと、後々後悔することになりかねません。

弁護士は法律的観点から、どのように主張すれば自分にとって有利になるのか、事前に戦略を立ててアドバイスをしてくれます。

結果として、離婚後の生活においても安定したスタートが切れる可能性が高まります。

相手との直接交渉を任せられるため精神的負担が軽減される

不倫相手や配偶者との直接交渉は精神的に大きな負担が伴います。感情がぶつかり合い、冷静な判断が難しくなることも珍しくありません。

弁護士に依頼すれば、こうした交渉を代理で行ってもらうことが可能です。

法的に正確な主張を冷静に伝えることで、相手に対して適切な圧力をかけながら、スムーズな解決に向けた交渉を進めることができます。

不倫問題で弁護士に相談する際のポイント

初めて弁護士に相談する際、事前準備をしておくことで相談の質が大きく変わります。以下では、相談前に押さえておくべきポイントを3つに絞ってご紹介します。

相談前に事実関係を時系列で整理しておく

不倫に関する出来事を正確に弁護士へ伝えるためには、いつ何が起こったのかを時系列で整理しておくことが大切です。

「いつから様子がおかしくなったか」「不倫を確信したのはいつか」「証拠を入手した日は?」など、できる限り細かく記録を残しておくことで、弁護士も法的判断をしやすくなります。

こうした情報は交渉や裁判の場でも有利に働くことがあります。

不倫がいつ始まったか、そして自分は不倫をいつ知ったか、という点は、後の慰謝料請求などの内容に影響することがあるため、できる限り正確に整理することが望ましいでしょう。また、夫婦の別居がある場合には、時系列上で別居の開始がどこに当たるのか、という点も把握しておきたいところです。

証拠の有無や内容を正直に伝える

相談時には、現在持っている証拠や証言について正直に伝えましょう。

「こんな証拠で通用するのか」と不安になるかもしれませんが、弁護士はその有効性を判断してくれます。逆に、証拠を偽ったり隠したりすると、後から不利になるリスクもあるため注意が必要です。

メール、通話履歴、SNSのスクリーンショットなども立派な証拠になり得るので、できるだけ多くの情報を集めておきましょう。

基本的には、立証を必要としない交渉での解決を念頭に置くのが有力でしょう。また、新たに証拠が得られる可能性がある場合、まずは証拠収集を試みるという方針も一案です。不倫が続いているのであれば次回の不倫を証拠化する、相手の自白が期待できるのであれば適切に問い質す、といった動き方が考えられます。

自分の希望を整理しておく

「離婚をするべきか悩んでいる」「慰謝料だけでも取りたい」など、状況によって望むゴールは人それぞれです。

相談前に、自分が最終的にどうしたいのかをある程度整理しておくことで、弁護士も適切な対応策を提案しやすくなります。

漠然とした不安でも問題ありませんが、「何を求めているのか」を明確にできれば、相談の時間を有意義に活用できるでしょう。

まずは配偶者との離婚を希望するかどうか、という点を事前に決めておくことが望ましいでしょう。離婚するかしないかによって、弁護士が案内するべき解決方法や方針が大きく変わるためです。

不倫問題でお悩みなら弁護士への相談がおすすめ

不倫は精神的な苦痛だけでなく、経済的・社会的な問題も引き起こすデリケートな問題です。

こうした状況に一人で対処するのは非常に難しく、感情に流されて間違った判断をしてしまうことも少なくありません。

だからこそ、専門知識を持つ弁護士に相談し、客観的かつ法的な視点からアドバイスを受けることが重要です。

藤垣法律事務所では、離婚・男女問題に精通した弁護士が在籍しており、迅速対応により最適な解決方法をご提案いたします。下記からぜひご相談ください。

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