「旦那が浮気しているかも…」
そんな不安や疑念を抱えている方にとって、信じたくない現実を突きつけられることは、辛いことです。
しかし、確証がないのに問い詰めることも現実的に難しく、仮に浮気していなかった場合は夫婦関係の悪化につながりかねません。
そこで本記事では、旦那の浮気を疑う妻が、どのように状況を確認し、冷静に対処していくべきかを詳しく解説します。
もし、旦那の浮気が発覚し、慰謝料請求を考えるのであれば弁護士への相談がおすすめです。
藤垣法律事務所では、埼玉県内や大宮エリアなどを中心に、不倫の慰謝料請求に関するご相談を承っております。
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旦那が浮気している兆候

旦那が浮気している兆候は、主に以下の内容が該当します。
- 急にスマホにロックをかけるようになった
- スマホを常に肌身離さず持ち歩くようになった
- 帰宅時間が遅くなりがちになった
- 休日出勤や急な外出が増えた
- 性行為を拒むようになった
- 下着や持ち物を新調し始めた
- お金の使い方が不明瞭になった
- SNSの投稿内容に変化がある
- 夫婦の予定を避けるようになる
詳しく解説します。
急にスマホにロックをかけるようになった
旦那が急にスマホにロックをかけるようになった場合、浮気を疑う理由の1つとして挙げられます。
普段、何も考えずにスマホを使っていた人が突然ロックを設定することには、何かしらの意図が隠されている可能性があります。
特に以前は気にせず見せていた電話やメッセージの履歴を見せなくなった場合、浮気を隠すための予防策としてロックをかけていることが考えられるでしょう。
もちろん、ロックをかける理由は他にもあり得ますが、急な変化に疑念を抱くことは理解できます。
もし、この行動が他の兆候と重なっている場合は、より一層注意深く観察することが必要です。
スマホを常に肌身離さず持ち歩くようになった
普段は部屋に置きっぱなしだったスマホを、急にトイレや寝室にも持ち歩くようになると、何かを隠しているのではないかと疑念を抱くことがあります。
特にスマホを手放さないことで誰かとのやり取りや情報を見られたくないという意識が強くなっていることが考えられます。
もちろん、仕事や趣味など他の理由でスマホを手放さないこともありますが、急にこの変化が見られた場合、浮気している可能性を考えるのも無理はないでしょう。
帰宅時間が遅くなりがちになった
これまで比較的規則正しい生活をしていた旦那が突然帰宅時間が遅くなり、その理由がはっきりしない場合、不安を感じることは当然です。
帰宅が遅くなる理由として、仕事の忙しさや飲み会、残業などが考えられますが、急にその頻度が増えた場合、浮気相手と会っている可能性も否定できません。
特に帰宅時間が遅くなることに対して詳細な説明を避けたり、「遅くなる」とだけ伝えるようになったりする場合、隠れて会っている時間を作っている可能性があるでしょう。
また、帰宅後の態度にも変化が見られることがあります。
たとえば、普段よりも無理に元気を装っている、逆に疲れすぎていて会話を避けるなど、浮気をしている場合、心に余裕がなくなることが考えられます。
さらに、帰宅後に急にシャワーを浴びたがる、服装や香水に変化があったりすると、それも浮気のサインと捉えられることが多いです。
休日出勤や急な外出が増えた
以前はほとんどなかった休日出勤や突然の外出が頻繁に発生するようになった場合、その背後には仕事以外の理由が隠されている可能性があります。
たとえば、休日出勤が増えることで、家庭にいる時間を減らし、浮気相手との時間を作ることができます。
急な外出についても、普段は予定がないのに突然外出することが増えると、浮気を隠すための口実として使われていることが考えられるでしょう。
このような行動が見られる場合、旦那が「仕事だから」「急な予定が入った」と言い訳をすることが多いですが、その理由が明確でない場合には注意が必要です。
性行為を拒むようになった
これまで問題なくスキンシップを取っていたにもかかわらず、急に拒否するようになったり、避ける態度を取ったりする場合、心や体が他の女性に向いている可能性があります。
浮気相手との関係が深まると、心の中で罪悪感や後ろめたさが生まれ、それが無意識に妻との距離を取ろうとする行動に表れることがあるのです。
また、浮気によって性的欲求が他で満たされている場合、家庭内での性行為への関心が薄れてしまうこともあります。
単に仕事の疲れやストレスが原因で性欲が減退することもありますが、拒否の理由がはっきりしない、触れられること自体を避けるようになった場合には注意が必要です。
下着や持ち物を新調し始めた
これまで身なりに無頓着だった旦那が、突然おしゃれな下着に買い替えたり、財布やバッグ、香水などの持ち物を新しくするようになった場合、浮気の可能性があります。
浮気相手に対して良い印象を与えたい、または新たな恋愛感情を抱いている場合、自分をより魅力的に見せようとする心理が働くため、見た目に気を使い始めるのです。
また、下着の趣味が急に変わったり、ブランド物にこだわりだしたりする場合、それが誰かの好みに合わせた結果である可能性も考えられます。
もちろん、昇進や気分転換といったポジティブな理由で自分を磨きたいと思うこともありますが、タイミングや行動に違和感を覚える場合には慎重に観察することが必要です。
お金の使い方が不明瞭になった
きちんと家計を管理していた旦那が、急に出費の内容をはぐらかすようになったり、レシートや明細を見せなくなったりする場合にも注意が必要です。
特に現金での出費が増えたり、クレジットカードの利用明細に不審な項目が見られたりする場合、誰かとの食事やプレゼント代など、浮気相手との交際費に使われている可能性があります。
また、「仕事の付き合いだから」「細かいことは覚えていない」などと説明をあいまいにする傾向が見られる場合も、背後にやましい気持ちがあることが疑われます。
SNSの投稿内容に変化がある
旦那のSNSの投稿内容に変化が見られた場合、それも浮気を疑うべきサインの1つです。
たとえば、これまで家族との日常や趣味に関する投稿が多かったのに、急に自分の外出先や食事、ファッションなどを頻繁に投稿し始めた場合、誰かに相手にアピールしている可能性があります。
さらに、家族に関する投稿が減り、自分一人の行動を強調する傾向が見られる場合には、家庭から心が離れつつあるサインとも考えられます。
しかもSNSの投稿頻度が急に上がったり、逆に極端に減ったりするのも不自然な変化であるため、注意が必要です。
夫婦の予定を避けるようになる
以前は楽しみにしていた外食や旅行、記念日のイベントなどに対して、急に「忙しい」「気が乗らない」といった理由で参加を渋るようになった場合は浮気を疑う必要があります。
理由は、浮気相手との予定を優先している、あるいは家庭で過ごす時間に罪悪感を感じているために、無意識に夫婦の時間を避けようとしていることが考えられるからです。
また、夫婦で立てた予定をドタキャンしたり、曖昧な返事ばかりするようになった場合にも注意が必要です。
本来なら家族との時間を大切にするのが自然ですが、浮気によって気持ちが揺らいでいると、家族と過ごすこと自体が負担に感じられるようになることがあるでしょう。
旦那の浮気を見抜く方法

旦那の浮気を見抜く方法として挙げられるのは、主に以下のとおりです。
- スマホの使用パターンを観察する
- SNSでの行動履歴やフォロー関係を確認する
- カーナビの履歴をチェックする
- レシートや領収書の確認をする
- 探偵に調査依頼する
詳しく解説します。
スマホの使用パターンを観察する
旦那の浮気を見抜く方法の1つに、スマホの使用パターンを観察することがあります。普段の使い方と比べて、明らかに行動が変わった場合には注意が必要です。
スマホの中身を無理に見ようとするのはトラブルのもとですが、あくまで旦那の態度や使い方の変化に目を向けることで、自然に違和感を察知できます。
焦らず冷静に観察し、必要ならタイミングを見て話を切り出すことが大切です。
SNSでの行動履歴やフォロー関係を確認する
旦那の浮気を見抜く方法の1つに、SNSでの行動履歴やフォロー関係を確認することがあります。
たとえば、これまで交流がなかった女性と急に頻繁に「いいね」やコメントをし合うようになったり、特定のアカウントばかりを気にかけている様子が見えた場合、それは親密な関係があるサインかもしれません。
また、新しくフォローした相手の中に見覚えのない女性が多い場合も注意が必要です。
さらに、投稿に対する反応を過剰に気にしていたり、誰か特定の相手に向けたような内容の投稿が増えた場合も、浮気相手の存在を疑うきっかけになります。
行動履歴をチェックする際には、いいねの履歴、コメント欄、フォロー・フォロワーのリストをさりげなく確認すると良いでしょう。
カーナビの履歴をチェックする
カーナビには、過去に目的地として設定した場所や、立ち寄った地点の履歴が残っています。
普段行かない場所や、仕事とは無関係なエリアへの頻繁な訪問が見つかれば、何らかの秘密がある可能性が考えられるでしょう。
特にラブホテルや特定の住宅街など、家庭とは無関係な場所が履歴に残っている場合は、浮気を疑うきっかけになります。
ただし、履歴を消している場合もあり、逆に不自然な空白期間が生まれているケースもあります。
カーナビの履歴チェックはあくまで参考材料とし、確証を得るためには慎重な行動と、後々冷静に話し合う準備も心がけることが大切です。
レシートや領収書の確認をする
普段通うことのないレストランやカフェ、高級ホテルのバーなどの利用履歴がレシートや領収書から見つかった場合、浮気の可能性も考えられます。
特に明らかに一人では利用しないような雰囲気の店や、ペア向けのコース料理を注文している場合には注意が必要です。
無断で財布やカバンを漁るのはトラブルの原因になりやすいため、自然な形で手に入ったレシートや、車内やポケットに無造作に残されているものを確認する程度にとどめるのが賢明です。
探偵に調査依頼する
旦那の浮気を見抜く方法として、探偵に調査依頼するという手段も有効です。
自分だけの観察では限界がある場合や、確実な証拠を押さえたいときに、専門の探偵事務所に依頼することで、合法的かつ客観的な証拠を得ることができます。
探偵は、尾行や張り込み、撮影などの技術を駆使して、旦那の行動パターンを把握し、浮気相手との接触の有無や具体的な状況を詳細に報告してくれます。
探偵が作成する調査報告書や写真、映像は、後の交渉や裁判において強い武器となるでしょう。
旦那の浮気が発覚した際の対策方法

旦那の浮気が発覚した際、以下のような行動をとりましょう。
- 浮気相手へ慰謝料請求を行い夫婦関係を回復させる
- 夫と浮気相手の両者へ慰謝料請求を行い離婚する
詳しく解説します。
浮気相手へ慰謝料請求を行い夫婦関係を回復させる
主な対策方法は、浮気によって精神的苦痛を受けた正当な被害者として、浮気相手に慰謝料を請求することです。
慰謝料請求には、浮気の証拠(写真やLINEのやりとりなど)が必要となり、相手に対して浮気行為が社会的に許されないものであることを認識させられます。
また、慰謝料請求を通じて浮気相手との関係を断たせる効果も期待できます。旦那に対しても自身の行動の重みを再認識させるきっかけになるでしょう。
この過程で、夫婦で改めて話し合い、なぜ浮気に至ったのか、今後どのように信頼を取り戻していくのかを具体的に考えることが重要です。
夫婦関係の回復を図る場合、夫婦関係が破綻していない分、慰謝料額は小さくなる傾向にあります。ケースにより50~150万円程度が目安になるでしょうか。また、夫が積極的に浮気相手にアプローチしていた場合は、夫の方が責任が重く、浮気相手への請求額は小さくなりやすいです。
夫と浮気相手の両者へ慰謝料請求を行い離婚する
浮気によって精神的な損害を受けた側は、加害者である夫とその浮気相手の両方に対して法的に慰謝料を請求する権利が認められており、それぞれに責任を追及できます。
この場合、浮気の事実を裏付ける証拠が必須であり、写真やメッセージ、探偵の調査報告書などが有効です。
慰謝料請求と離婚手続きを並行して進めることで、精神的な清算と新たな人生へのスタートを同時に図ることが可能です。
特に夫側にも慰謝料請求を行うことで、離婚後の経済的な不安を少しでも軽減できる場合があるでしょう。
浮気が原因で離婚する場合、離婚しないケースより慰謝料の金額は大きくなりやすいです。150~300万円程度が目安になりやすいでしょう。ただし、慰謝料は夫と浮気相手の両方に請求できますが、二重取りはできないため、一方が支払えば他方からは支払ってもらうことが難しくなります。
旦那の浮気が判明した際に注意すべきこと
旦那の浮気が判明した際、怒りが込み上げるのはわかりますが、以下のことに気をつけましょう。
- スマホの中身を勝手に確認する
- 証拠が揃ってないのに旦那に問い詰める
詳しく解説します。
スマホの中身を勝手に確認する
旦那の浮気が疑われる場合でも、スマホの中身を勝手に確認する行為には十分な注意が必要です。
たとえ夫婦であっても、個人のスマートフォンにはプライバシー権が認められており、無断で中身を閲覧した場合、逆にこちらが不利になる可能性があります。
たとえば、スマホのロックを解除してメッセージアプリや写真、通話履歴を勝手に確認したことが問題視されると、プライバシー侵害として訴えられるリスクもあるのです。
浮気の証拠を得るためにスマホを調べたい気持ちは自然なものですが、違法な手段で入手した証拠は、裁判で有効と認められない場合もあります。
もしスマホから情報を得たいと考えるなら、本人の同意を得るか、または探偵など専門家に依頼して適切な方法で証拠を集める方が賢明です。
証拠が揃ってないのに旦那に問い詰める
確たる証拠がない状態で追及してしまうと、旦那に言い逃れや言い訳の余地を与えてしまい、逆にこちらが「被害妄想だ」「信用していない」と責められる可能性があります。
また、旦那が浮気の疑いに気づいて警戒心を強めることで、今後の証拠集めが一層困難になることも考えられます。
浮気の事実を明らかにしたいのであれば、まずは冷静に行動し、客観的で明確な証拠を確保することが重要です。
たとえば、写真やメッセージ、ホテル利用の記録など、第三者に示しても納得してもらえるような証拠を集める必要があります。
感情のまま問い詰めてしまうと、問題解決どころか、かえって関係悪化や証拠隠滅を招く恐れがあるため、慎重な判断と準備が欠かせないのです。
旦那が浮気していることが発覚した際は弁護士までご相談を
旦那が浮気していることが発覚した場合、感情的になってしまうのは自然なことですが、冷静に適切な対処を進めるためには、弁護士への相談が重要です。
浮気問題は、単なる夫婦間のトラブルにとどまらず、慰謝料請求や離婚、親権問題、財産分与など、法的な手続きを伴うケースが少なくありません。
自分だけで対応しようとすると、感情に流されて不利な条件を受け入れてしまったり、正当な権利を主張できなかったりする危険があるため、弁護士への相談を検討しましょう。
藤垣法律事務所では、埼玉県内や大宮エリアなどを中心に、不倫の慰謝料請求に関するご相談を承っております。
最適な解決方法をご提案できるよう、男女トラブルに強い弁護士が迅速にご対応いたしますので、以下から無料でご相談ください。
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